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2021/09/12

【投資】S&P500への投資 東証ETF vs 投資信託比較  (vs iShares S&P500 / eMaxisSlim/MaxisETF)

S&P500 ETFとeMaxisSlim投資信託を比較していきましょう。
(※21/9/11に一部記事を更新しました)




【ETF】eMaxis S&P500
銘柄コード :2558
信託報酬  :年率0.0858%
決算日   :6月、12月の8日
信託期間  :無制限


【ETF】iShares S&P500
銘柄コード :1655
信託報酬  :年率0.165% → 年率0.0825%※
決算日   :2月、8月の9日
信託期間  :無制限
※2022/6/21までの期間延長


【投資信託】 eMaxis Slim 米国株式(S&P500)
信託報酬  :年率0.088%
Link : https://emaxis.jp/fund/253266.html#tab_outline


前提
• 金額:10万円
• 利回り:3.5%
• 期間:10年運用した場合

データの見方 → 金額が大きいほどポジティブ

上記の比較をすると、10万円規模ですとeMaxisとiSharesのETFで大差はないということがわかるかと思います。ただし、金額規模が大きくなればなるほど、また期間が伸びれば伸びるほど信託報酬が少なくて済むiSharesの方が効率良く投資できるということになりますが、iSharesは期間限定での低コスト状況なのでMaxisの方がオススメです。


次に複利のことまで考えると、再投資を自動でやってくれるeMaxis Slimの投資信託を用いて運用していく方が再投資効率が良いです。配当金が出たとしても、ETFの場合は再投資するには、ETFの取引額まで貯めてからになりますが、投資信託は配当金を出さない形式の場合は少額から自動で再投資してくれてます。よって、投資信託の方が有利な投資商品です。


個人年金という考え方が最近語られることが増えてきていますが、老後投資信託を取り崩すのが怖いと思うと個人的には考えてしまうので、eMaxisのETFを選んだ方が配当が出るので積立た分を取り崩さなくても良く運用しながら長生きリスクに備えられて安心という気がします。


ちなみに、米国ETFを使えばバンガードS&P500(VOO)の場合だと信託報酬:0.03%という超低コストで、S&P500に投資できます。米国ETFを使うというのが最安コストで運用できる方法です。2重課税かかるので、楽したい方は国内ETFから投資しましょう!!







2021/03/07

【投資】"松井証券 投信工房" と "バランス投信"どちらが良いの?

 今日は、松井証券の投信工房とバランス投信のどちらが良いのかについてまとめていきます。

目次
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•  投信工房のメリット
•  投信工房のデメリット
•  結論は?
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⚫︎  投信工房のメリット
投信工房のメリットは、自分の好きな投資信託銘柄で自分の好きなバランスファンドを作ることができることなどがありますが、他の証券会社に比べて特徴的なポイントを下記にまとめていきます。

POINT!!
1. 信託報酬の低いバランスファンドを作ることができる
2. 資産の自動リバランスを実施してくれる(年1〜4回)
3. ポイントの代わりに現金がもらえる

POINT1 信託報酬の低いバランスファンドを作ることができる
既存の投資信託の場合、自分の欲しいアセットバランスになることは基本ないと思います。そのような状況下で、自分の投資戦略に合わせたバランスファンドを構築することができるという点で優れているということができると思います。

POINT2 資産の自動リバランスを実施してくれる
通常、資産のリバランスは自分で行う必要があります。ただし、投信工房を使えばスマホアプリからリバランス時期を指定しておけば人の意思とは関係せずに、自動リバランスを実施してくれます。リバランスするときに、今じゃないかなという心の迷いが発生しないという点でメリットがあると思います。

POINT3 ポイントの代わりに現金がもらえる
他の証券会社の場合は、保有残高に応じてポイントがもらえますが松井証券の場合は現金でもらうことができるので幅広い商品に投資できるという点がメリットになるのかなと思います。


⚫︎  投信工房のデメリット
投信工房のデメリットとしては、リバランス時に発生してしまう税金。(所得税+住民税)のロスになります。上場されているのバランスファンドの投資信託であれば、個人が売却した際にのみ上記の税金が発生しリバランスを信託会社が組み入れ資産を調整する際には税金免除される仕組みになっています。よって、投信工房でバランスファンドを作ってしまうとリバランスする度に、税金がかかってしまうので似たようなポートフォリを持つ場合は投信工房で対応すると負け越します。

下記を例に説明していきます。
・投信工房
S&P500 70%/先進国債権30%(信託報酬:0.114%)
・楽天インデックスバランスファンド株式重視
全世界株式70%/投資適格社債30%(信託報酬:0.233%)

楽天インデックスバランスファンドの方が良いパフォーマンスを示しています。
これは、12月にリバランスを実施した際に利益の20.315%を税金で持っていかれているので、投信工房のパフォーマンスが低くなっているような状況ということになっています。



⚫︎  結論は?
信託報酬が低い似たようなポートフォリオのバランスファンド(投資信託)がある場合
⇨ バランスファンド(投資信託)で購入
欲しいバランスファンドの信託報酬が高い場合
⇨ 投信工房で購入

上記の楽天インデックスの場合、全世界株式は米国株の構成比が半分以上なので、構成比は全世界株式に類似しているので、バランスファンドを購入した方がお得ということになっています。

2021/01/23

【投資】本当に増えるバランス投資信託はどれなのか!?

2021/8/9更新

迷ったら投資信託はこれ1本です。
楽天インデックスバランスファンド(株式重視)

目次
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• 投資信託の構成
• リスクは?
• 他のバランスファンドとの比較
• オススメな理由まとめ
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⚫︎投資信託の構成
株式比率が高めなので、長期視点での成長が期待可能です。適宜リバランスがされるので手間がかからない点がオススメです。
•全世界株式  70%
•投資適格債権 30%

米国株の方がパフォーマンスが高いですが、下記3点の理由から全世界株で良いと思っています。
①中国・インドの成長期待
②米国株比率がそもそも高い
③ 分散が米国株だけよりも効いている


⚫︎リスクは?
リーマンショックのような大暴落相場が起きると株価は半値になる可能性がありますが、債権があるので下落を緩和できる点がポイントです。また、リバランス機能が入っていることもバランスファンドの特徴です。
株価上昇局面で株から債券にお金が流れ、下落時には下落の小さい債券から株へとお金が流れて一定の割合をキープします。下落時に株を買っておいてくれるので、次の成長時に利益を上乗せしてくれます。

例. 100万円投資している場合
①全世界株式
100万円 x 70% x ▲50% = ▲35万円

②投資適格債権
100万円 x 30% x ▲20% = ▲6万円

③下落総額
① + ② = ▲41万円


⚫︎他のバランスファンドとの比較
株と債券の2種類に投資し、株の比率が高い商品なので成長性は他の投資信託よりも高いと言えます。一方で、下落時には大きな損失になる可能性があると言い換えることもできます。この投資信託は株より変動は小さく、GPIFなどのポートフォリオよりは変動額が大きいといった感じです。

現在のGPIFは、ニッセイ4資産均等と同じ構成になっているので株式比率を高めることで増加傾向になっていることを比較してみてください。



⚫︎オススメなポイント
オススメなポイントを最後にまとめます。
1. リバランスを気にしなくて良い(自動)
2. 下落相場で悪化幅がマイルド
3. 投資信託を複数持つ必要がなくシンプル

以上のことから、1本に絞るなら取り崩したい時期がいつ来るか分からないのでこの投資信託にするのがオススメです。