普通預金の金利比較
日銀による金利改定影響を受け、今月はネット銀行の普通預金金利が動きましたので比較を行っていきます。
(2025/05/01時点)
◆比較銀行
1. ソニー銀行
2. SBI住信ネット銀行
3. 楽天銀行
4. GMOあおぞらネット銀行
■ 結論
比較4銀行の中で、
最も高金利なのは、楽天銀行(0.28%/年)でした。
9か月連続で普通預金金利1位をKeepしています。
米国の関税影響で世界経済の減速リスクなどもあり、これまでの金利UPトレンドから少しフェーズが変わり始め、住宅ローン金利は、固定金利は下がり始めている5月です。
■ 金利でいくら受け取れるのか?
株式投資に比べると、利回りは物足りない金利という印象はいなめません。
100万円普通預金で預入していると、
MaxとMinで下記のような金利収入が得られます。
① Max=100万円x0.28%(金利)x(1-20.315%)=2,231円
② Min =100万円x0.20%(金利)x(1-20.315%)= 1,594円
Diff(① - ②) = 637円
Gap金額は、1年間で637円になります。
Gap金額規模は、2ヶ月前より小さくなってきました。生活防衛資金とは言えどお金にはうまく働いてもらうという観点を持つことはインフレ化では重要です。金利が高く、利便性が高い銀行を選ぶことをオススメします。
■ 各社詳細
各社の金利状況
1. ソニー銀行
普通預金一本で分かりやすい。
0.20%
2. SBI住信ネット銀行
普通預金への金利取り組みは微妙。
ハイブリッド預金 0.21% ← SBI証券との連携必要
3. 楽天銀行
楽天証券と連携させることで、最も高い利回りを期待できます。
マネーブリッジ0.28%(300万円以内)← 楽天証券との連携必要
4. GMOあおぞらネット銀行
証券コネクト 0.21% ← GMO証券との連携必要
競合の動向を見ながら各社金利水準の選定に動いてくると思いますので、6月の金利動向も引き続きWatchしていければと思います。
今月の金利情報は以上になります。