2025/08/22

【投資】投資信託への投資で生活は豊かになるのか?

 本日のテーマは、投資信託を用いてオルカン・SP500へ投資することで生活は豊かになるのか?という点に関して私の考えをまとめていきたいと思います。



● 投資信託:オルカン・SP500とは?

投資信託は100円から株式指数に連動する商品へ投資が可能な手法で、NISA制度がはじまってから利用者が大きく増えたかと思います。

まずは、投資信託活用のメリットから考えていきます。


■ 投資信託のメリット

1. 効率的な複利運用
株式投資をする場合、配当再投資をしていく必要がありますが、この際に投資先を検討するのに時間を要したり、配当をタイムリーに再投資できなかったりと時間を無駄にしがちです。また、株式投資の場合は配当時に税金がかかるという仕組みがあるため、どうしてもロスが発生します。一方で、投資信託であれば自動で配当再投資をする設定や、配当を出さずに自動で再投資してくれるような商品があるため時間・コスト的にもメリットが大きいと思います。

2. 投資額が小さくても投資可能
冒頭に記載しましたが、投資信託の場合は最低投資金額が100円のことが多く、ポイント投資などからお手軽に投資家デビューが可能です。また、100円単位で積み立て設定もできるので家計の状況に応じて、投資金額を自由に設定が可能。

3. 信託報酬が低い
”eMaxis Slim全世界株"の場合、年率での信託報酬は、
総経費率:0.08% ー ポイント還元:0.0175% = 実質:0.0625%/年
という驚異的な安さで運用してくれます。

 

例えば、100万円購入した場合、年間:625円で運用をしてくれるということになります。1日あたり、ほぼ2円程度で全世界への投資を任せられるということになります。

 

■ 投資信託のデメリット

ここまで、投資信託のメリットをまとめてきたので、投資信託で一択案件だとなりそうですが、最近私が気になり始めたデメリットを下記に記載します。

1. 生活が豊かになる実感がない。
投資信託は、前述のとおり効率的な運用ができる仕組みなので配当がでないため、生活を豊かにしたい場合は投資信託を解約しないかぎり、キャッシュイン(現金が入金)されることはありません。よって、日々の生活は豊かにならない効率性重視な手法になります。

2. 取り崩すタイミングが難しい。
人間弱い生き物なので、取り崩すフェーズに入ったとしても資産が減っていくことに対するストレスは大きいものになるかと思います。実際、株高の恩恵を受け資産額は増えていっていますが、取り崩せないのが実情です。強いメンタルがある人には良いかと思いますが、自分でポチっと押す気持ちにはなれないので資産は増えるが生活に余裕が出ないというのが実態。 
(※自動で定期売却する仕組みなどもあります。 

3.  つまらない。
投資信託は、とても効率性が高くメリットの多い合理的な投資商品です。ただ、我々はヒトです。ジーっと見ているのって、つまらない。つまらない中で株式に関するニュースなどを見ていると、何かしたくなる。結果、余計な投資商品を買ってしまったり、無駄に売り買いを繰り返したりしてしまうのが性です。実際に、パチンコやスロット、競馬などのロジカルに考えると胴元が勝つようにできているのがわかっても、一発勝負で勝てる気がするのでギャンブルに興じる人がいるのです。何もしないでじっと待っているというのも、正直つまらなくて、苦しいと思われます。


■ どうするのが良いのか?

キャッシュインを担保しつつ、手間は少なく効率よく運用する方法があるといいのになぁと思っている中でたどり着いたのが東証上場のETF活用です。
長くなってきたの、ETF活用が良いのではないか?と思うに至りました。その背景などの説明は、次回の更新時にご紹介できればと思います。

最後まで、御覧いただきありがとうございます!